アトピー
こんなお悩みありませんか?
- からだが痒い
- 皮膚が赤くなっている
- 湿疹がでている
アトピーについて
アトピー性皮膚炎は湿疹が体に広がり慢性的に繰り返される病気です。家族歴や喘息などのアレルギーを伴う方に多いです。アトピーは近年、保湿に関わる遺伝子異常が発症に関与していることがわかっているので保湿は治療においてとても重要です。
アトピーの治療方法
一般的なアトピー治療にはステロイド剤を使用します。しかし副作用やデメリットも大きいため、当院ではステロイド剤を最小限に抑え、下記の方法と一緒に治療していきます。患者様の状態に合わせて適切な治療法を提供いたしますので、医師にご相談ください。
- 保湿療法 皮膚の乾燥がアトピー性皮膚炎を悪化させることがあるため、保湿療法が重要です。保湿剤をこまめに塗布し、肌の水分を保ちます。ステロイドを使用する際も、保湿療法と併用することで、ステロイドの量を減らすことができます。
- カルシヌーリン阻害剤の使用 ステロイドに代わる治療法として、カルシヌーリン阻害剤があります。これは、免疫反応を抑制し、炎症を抑える効果があります。タクロリムスやピメクロリムスなどの薬剤がありますが、副作用のリスクがあるため、使用には医師の指導が必要です。
- 光線療法 UV療法やレーザー療法などの光線療法も、アトピー性皮膚炎の治療に有効です。これは炎症を抑え、皮膚の免疫反応を調整する効果があります。ステロイドを使用せずに、症状を管理することができる場合があります。
- 栄養療法 アトピー性皮膚炎の発症や悪化に関連する栄養素があります。オメガ-3脂肪酸やビタミンDなどのサプリメントを摂取することで、症状の改善が期待できる場合があります。ただし、栄養補給の方法や量については医師の指導が必要です。
帯状疱疹
こんなお悩みありませんか?
- 体の特定の部位に水疱(ぶよう)が発生する
- 痛みやかゆみが伴うことがある
- 皮膚が赤く腫れることがある
- しばしば帯状に発疹が現れることが特徴的である
帯状疱疹とは
水疱性の発疹が帯状に現れるウイルス性の疾患です。水痘ウイルスが再活性化することによって引き起こされ、体の特定の部位に水疱が発生し、その部位が赤く腫れることが典型的です。痛みやかゆみが伴うことがあり、治療には抗ウイルス薬や痛みを軽減する薬が使われることがあります。
帯状疱疹の治療方法
主に抗ウイルス薬での治療を行います。ウイルスの増殖を抑制することで、症状の軽減が期待されています。痛みの管理のために、痛み止めや抗炎症薬も処方される場合があります。早期治療が重要であり、症状が現れたら早めに医師に相談することが推奨されます。
多汗症
こんなお悩みありませんか?
- 体の特定の部位だけ異常に汗をかく
- 汗で皮膚が湿っている
- 汗の量が人より多い
- 汗により皮膚に炎症が起きている
多汗症とは
体の特定の部位が異常に多く汗をかく状態を指します。これにより、通常よりも大量の汗が脇、手のひら、足の裏などの部位から分泌され、身体的、社会的に不快感を引き起こし、皮膚の湿度による皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
多汗症の治療方法
外用薬や口服薬、ボツリヌス毒素注射(ボトックス注射)などのさまざまなオプションがあります。手術が必要になる場合もあります。治療は、症状の程度や患者のニーズに応じて選択します。
ヘルペス
こんなお悩みありませんか?
- 水疱(ぶよう)が特定の部位に現れる
- 痛みやかゆみが伴うことがある
- 体の特定の部位が炎症を起こし、赤く腫れることがある
- 発疹が治癒するまでに一定の期間がかかることがある
ヘルペスとは
ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症であり、主にヘルペスシンプレックスウイルス1型または2型によって引き起こされます。主な症状は、水疱が特定の部位に現れ、痛みやかゆみを伴うことがあります。感染拡大のリスクがあるため、感染を予防するための方法や抗ウイルス薬の使用が推奨される場合があります。
ヘルペスの治療方法
抗ウイルス薬が処方されます。これにより、ウイルスの増殖が抑制され、症状が軽減されます。痛みやかゆみの軽減のために、痛み止めや抗炎症薬も使用されることがあります。再発を防ぐために、抗ウイルス薬の定期的な使用が推奨されています。
シミ
こんなお悩みありませんか?
- シミが多い、増えてきた
- シミが消えない
- 肌のくすみが気になる
- シミが濃くなってきた
シミの種類と原因
老人性色素斑
紫外線と加齢が原因で起こるシミの一種で、40代以降に好発します。 数ミリから数センチと大きさがバラバラで、正常な肌との境目がわかりやすく目立ちやすいのが特徴です。
雀卵斑(そばかす)
鼻を中心に、左右対称に点在する薄茶色の色素斑を指します。 幼児期に発症し、思春期頃に濃くなることが多いです。
肝斑
左右両方の頬にぼんやり広がるのが特徴です。
主に30~40歳代でできることが多いとされています。
主な原因は、ホルモンバランスの乱れや紫外線によってメラニン色素がつくられすぎることだと考えられています。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
中年以降の女性の頬、額、目の周り、小鼻を中心に左右対称に現れる褐色~灰色の皮膚のあざです。 太田母斑と同じように真皮の中にメラノサイト(色素細胞)が増え、表皮の基底層への色素(メラニン)の沈着が増加しています。
炎症後色素沈着(PIH)
炎症をきっかけに肌内部にメラニンが溜まってしまう状態です。 ニキビや湿疹、傷、火傷、虫さされなどの炎症が起きると、お肌は新しい細胞をつくり、炎症によるダメージを回復しようとします。その時、メラノサイト※が刺激をうけて、メラニンを過剰生成してしまうのです。
治療方法
当院では保険適用の治療のみ行っております。
薬剤による治療: 保険適用のシミ治療として、医師が処方する特定の薬剤を使用する方法があります。これらの薬剤は皮膚のメラニン色素の生成を抑制し、シミを薄くする効果があります。
液体窒素による凍結療法: 液体窒素を使用した凍結療法は、シミや色素沈着を取り除く方法の一つです。医師が液体窒素をシミの上に塗布することで、シミの細胞を凍結し、破壊します。これにより、シミが薄くなり、肌のトーンが均一になります。
これらの治療方法は、医師によって患者様の状態やシミの程度に応じて選択します。
乾燥肌
こんなお悩みありませんか?
- 肌が乾燥している
- 化粧ノリが悪く感じる
- 肌から粉が吹いている
- 肌のごわつきがある
乾燥肌について
乾燥肌が引き起こすトラブルは、かゆみ、湿疹のほか、肌荒れに伴うシミ、シワ、ひび割れ、ニキビなど多くのものがあります。乾燥肌は体質による原因以外に、生活の中でのお肌の扱いによるものがあります。正しいケアで改善することができます。
かゆみ、湿疹、肌荒れなど、ひどくなるとかゆみによる刺激で睡眠障害になる方も出てきます。「皮脂欠乏症」の可能性もありますので、医師に診断をしてもらうことをおすすめします。
空気の乾燥から皮膚の表面が乾燥してくることから、皮膚のバリア機能が低下して発生します。冬に発生しやすく季節によって自然に解消するひとがほとんどです。そのため、深刻に考える人が少なくなく放置された状態も見受けれますが、長年続くことで肌の新陳代謝の衰えからさまざまなトラブルとなるため、しっかりとしたケアが必要です。
乾燥肌の治療方法
保湿成分の高いクリームの塗布などで肌を乾燥から守ります。ヘパリン類似物質、尿素、グリセリン、ワセリンなどの含まれたクリームを使用します。かゆみがひどい場合は、抗炎症剤の含まれた薬剤クリームを処方します。症状により化膿などに発展するケースもありますので医師の診断に従ってください。特に市販のステロイド系外用剤を使用しても改善されない場合は、必ず受診をしてください。
敏感肌
こんなお悩みありませんか?
- 皮膚がかさついている
- ヒリヒリしたりチクチクした痛みが出やすい
- 刺激で肌が赤くなりやすい
- かぶれやすい
敏感肌とは
敏感肌の人は、ちょっとしたきっかけでトラブルを起こしやすく角質の保湿が低下しているためカサカサしたような外観になります。皮膚に強いかゆみが現れることが多く高齢者に多いのが特徴です。
敏感肌の治療方法
乾燥を和らげるクリームなどの処方、ビタミン剤などの処方を行います。基本的には生活の中で注意しながら改善することになります。
入浴時
- 1身体を洗う時は強くこすらない。
- 2熱いお湯での長湯は避ける。
- 3入浴後、15分以内に保湿薬を塗る。
住環境を見直す
- 1エアコンや暖房器具の使いすぎに注意する。
- 2加湿器を利用して部屋の湿度を保つ。
かゆみを起こす刺激を避ける
- 1ウールなどの刺激のある衣服を避ける(特に肌着)。
- 2アルコールや香辛料などの摂取は控えめにする
AGA
こんなお悩みありませんか?
- 薄毛が気になる
- 抜け毛が増えた
- 頭皮にかゆみがある
AGAとは
男性に多く見られる脱毛症で、思春期以降に額の生え際や頭頂部が薄くなり進行していくのが特徴です。進行性のため、なにもしないと徐々に進んでいきます。進行を抑えるためには早めのケアが必要で医師への相談が可能です。発症原因はさまざまで治療法も人によって異なります。原因は男性ホルモンのバランス異常や、免疫異常、ストレスなどの心因性のものがあります。遺伝的に両親、兄妹、祖父母に髪の薄く人がいた場合は確率的に高くなります。
AGAの治療内容
服用薬(※保険適用外)による治療と、頭皮に治療薬を直接つける治療があります。医師の診断によって異なります。
費用(税込)
初診:4,000円
再診:2,500円
治療期間・回数
個人差はありますが、6ヶ月以上の継続的な通院が必要になります。
メリット
毛が太くなったり、毛量の維持が期待され、薄毛が目立たなくなります。
デメリット
頭皮がかぶれる、かゆくなることがあります。
巻き爪
こんなお悩みありませんか?
- 足の爪が痛い
巻き爪とは
巻き爪とは、爪が周囲の皮膚に食い込むように曲がってしまう状態のことを指します。
通常、爪は直線的な形状を保ちますが、異常な圧力や外傷、遺伝的な要因などにより、爪が側面から内側に湾曲し、皮膚に食い込むようになります。これにより、痛みや炎症が生じることがあります。
巻き爪は、足の親指や人差し指によく見られますが、手の爪でも発生することがあります。
巻き爪の原因
巻き爪の主な原因は、遺伝的要因、不適切な爪の切り方、過度の圧力や外傷、異常な爪の形状、過度の爪の成長などが挙げられます。
これらの要因が組み合わさることで、巻き爪が発生する可能性が高まります。
巻き爪の治療方法
当院では爪の保護など、保険適用内の治療のみ行っております。
巻き爪矯正などの自由診療をご希望される患者様には、連携病院をご紹介いたします。
酒さ
こんなお悩みありませんか?
- 顔の中心部に赤みや発赤が現れる
- 顔の皮膚が炎症を起こし、腫れることがある
- 顔に小さなにきびのような発疹が見られる場合もある
- 顔の皮膚がデリケートになり、ピリピリとした感覚があることがある
酒さとは
顔の中心部に発生する皮膚の状態であり、主にアルコールの摂取や特定の食品の摂取、気候の変化などによって引き起こされます。典型的な症状には、顔の中心部の赤みや発赤、腫れ、にきびのような発疹が含まれます。酒さは、特定の治療法やスキンケアの使用によって管理されることがありますが、完全な治癒は難しい場合があります。
酒さの治療方法
主に炎症を軽減するための抗炎症薬や抗生物質の処方、またはステロイドの外用薬や皮膚の保湿剤の使用が含まれます。さらに、アルコールや刺激物の摂取を制限し、適切なスキンケアを実践することが重要になります。